埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1564
■ 種類 学会発表
■ タイトル 沖縄辺戸岬における炭素質エアロゾルの長期トレンド
■ 著者 島田幸治郎    東京農工大学
高見昭憲    (独)国立環境研究所
長谷川就一    埼玉県環境科学国際センター
伏見暁洋    (独)国立環境研究所
梶井克純    京都大学
加藤俊吾    首都大学東京
畠山史郎    東京農工大学
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 第53回大気環境学会年会、平成24年9月12日
■ 抄録・要旨  沖縄辺戸岬で2004年から観測しているPM2.5の炭素質エアロゾルのデータを解析し、長期的変化を考察した。有機炭素(OC)は2004〜2011年にかけて緩やかな減少傾向を示した。一方、中国からの越境汚染の影響が大きい冬季と春季の元素状炭素(EC)には変化の傾向は見られなかった。OC濃度変動の原因となっている燃焼起源物質を推定するため、OC/EC比の長期トレンドを検討したところ、OC/EC比は減少傾向を示していた。このため、化石燃料燃焼の寄与が増え、バイオマス燃焼の寄与が減少していると考えられた。
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